発達障害セミナー2017を去年の夏に受講していました。
先月の話なのですが、そのセミナーの講義録が送られてきました(約50ページの冊子)。
ビックリです(来ると思っていなかったので)
こんなに親切な講演会は初めてです。
嬉しいのは、何度でも読み返すことができること。
読み返すタイミングで、また感じることが違ってくると思います。
受講当時、ブログに記載していませんでしたが、
せっかくですから、少しご紹介させていただきます。
目次
1.この講演会のみどころ
2.ご講演内容をちょっぴりご紹介
①鳥取大学の井上先生のお話
②早稲田大学の梅永先生
3.今年の発達障害セミナーは
4.井上先生のご著書
5.梅永先生のご著書
1.この講演会のみどころ
何といっても、講師のお二人が 超~ビッグ! な方々でした。
鳥取大学の井上先生 と 早稲田大学の梅永先生 という本当に有名な先生が
午前と午後にご講義くださるセミナーでしたので、迷わず申し込みました。
2.ご講演内容をちょっぴりご紹介
①鳥取大学の井上先生のお話
行動観察シートを使って行動を分析していくという
さすが応用行動分析学の権威というお話で、もっとガチガチにABAのお話が出てくるのかと思っていたのですが、そうでもなく環境へのアプローチにも言及されていました。
「自ら相談に行くスキル」が最も重要というお話で締めくくられていました。
②早稲田大学の梅永先生
「ソフトスキルとハードスキル」のお話に興味がわきました。
ハードスキル:仕事をする上で必要なスキル(例 パソコンができる 英検1級 などなど)
ソフトスキル:仕事意外のスキル(日常生活スキル のことかな)
アメリカのデータでは離職理由の9割がソフトスキルの問題だそうです。
その他、「SSTで生じる不都合」「SSTの限界」といった内容もあり、非常に興味深かったです。
3.今年の発達障害セミナーは
心理カウンセリングセンター 発達障害セミナー2018―多角度からの発達障害の学び方―|花園大学
心理カウンセリングセンター
発達障害セミナー2018―多角度からの発達障害の学び方―
【第1部】
講演「当事者研究から見た自閉スペクトラム症」
講師:熊谷 晋一郎先生(東京大学先端科学技術研究センター准教授)
【第2部】
講演「コグトレとは?~困っている子どもの理解と支援~」
講師:宮口 幸治先生(立命館大学産業社会学部・大学院人間科学研究科教授)
日時:2018年7月28日(土)10時~15時30分
会場:花園大学 無聖館5階大ホール
定員:300名(先着)
受講対象
心理、医療、教育、福祉、司法の現場に携わる専門職及び同分野で学んでいる学生。
一般の方でもご関心のある方は、受講可能です。
受講料(資料代を含む):3,000円
※お振込みは4月2日(土)~7月9日(月)までにお願いいたします。
申込み・入金期限:2018年7月9日(月)必着
詳細はこちら→発達障害セミナーご案内
申込用紙はこちら→発達障害セミナー2018申込書
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