【問題行動②】便意を感じることができずに排便トラブル&超こだわり行動 ~現れた問題行動~



2年もの間続いた「排便トラブル」や「超こだわり行動」についての
シリーズ記事第二弾です。

・排便トラブルが始まったのが小学部6年の夏
・便意を感じることができるようになったのが中2の夏
・1人でお便所から出てこれるようになったのが中2の3学期

今回は噴出した出した問題行動について記録しておきます。





目次


1.ウンチの失敗が続出

2.思春期との兼ね合い

3.先輩ママさんに相談

4.もう1つの問題行動


1.ウンチの失敗が続出


毎日毎日、失敗しだしました。
ウンチが出てから慌ててトイレに駆け込む毎日。

パンツの中に出てきたウンチを、気持ち悪いという感覚はあり、
すぐさまトレイに駆け込み、便器の中へウンチを入れようとしていました。

5年間ほどは大便を問題なく1人でできていたので
その経験から「ウンチは便器の中へ」と思っていたのでしょう。

ただ、「ウンチは汚いものだ」という認識がないため
素手で処理しようとするのです。
だから息子がトイレに走ると同時に親も猛ダッシュでした。

・廊下にウンチが落ちていたり
・親が間に合わずに素手で処理した後で、その手を壁で拭いていたり
・ペシャンコになったウンチがお尻に挟まっていたり

それはそれは、自閉っ子のいる家庭ではよくあるエピソードが
毎日毎日、やってきました。



2.思春期との兼ね合い


以前、どこかで「思春期にはトイレトラブルが多くなる」ということを
見聞きしていたので、妻には「あまり怒らないようにね」とお願いしていました。

でも、毎日のことですから、
上述した状態よりももっと悲惨な状態を処理せねばならないことも多々あって、
ついつい、日々メインで対応している妻が感情的に叱ることもありました。

ただ、そんなとき息子は 顔をこわばらせ 申し訳なさそうにているのです。
その姿を見て、注意引きや悪意あってしていることではなく、本人もどうしようもないものなのだと確信しました。

『便意を感じることができないからウンチが漏れる』ということなんだと。


前の記事で書いてたように
その時の息子へのストレスは相当なものがあり、かなりしんどかったこともありつつ、
思春期故の問題も合わさったのだろうと思いました。

その「思春期故の問題」について私の想像ですが
思春期ならではの感覚面でのしんどさが出てきていたのだろう、聴覚をはじめとする多くの感覚刺激に過敏になり、
便意を感じている余裕が全くなくなっていたのだろうと感じました。

ネットで検索をかけても私の想像する状態を説明する記載は見つかりませんでしたが
おしっこトラブルどっとこむというサイトに
自閉っ子のそのあたりのメカニズムを解説しているところがあり、
「シングルフォーカス」という点が近いかなと感じています。

自閉っ子はただでさえシングルフォーカスなのに、
過大なストレスや過剰すぎる感覚過敏に晒され、便意どころではなかったのだろうと思います。



3.先輩ママさんに相談


大阪の中谷さん(まーさん)に相談しました。
※まーさんは童夢という会社を経営しておられる社長さんです。

私は童夢の会員ではありませんが
PECSの勉強会で顔を合わせ、オフ会(勉強の後の飲み会)でご一緒させていただくことが多々あり、その時に私の想像した息子の状況をお話ししたところ・・・

「そういう話は聞きますよ、」
と言っていただき、やっぱりあったんだ、叱っちゃいけないんだ、気長に対処しなきゃ・・・と安堵したことを覚えています。



4.もう1つの問題行動


また記事が長くなりました(汗)
次回の記事にて、もう1つの問題行動である「超こだわり行動」について
書いていきます。

眠いのに眠ることすらできず、
一心不乱にこだわり行動に没頭し、疲れ果てた末に倒れこむように寝る
そんな毎日でした。

次回も長文の予感。



0 件のコメント :

コメントを投稿