入浴直後にお湯が出なくなるアクシデント発生! ~そのとき自閉っ子は!? 対応は!?~



先日、長男とお風呂に入ろうとしたら「お湯がでない」というトラブルに遭遇しました。
よりによって長男の入浴タイミングって悪すぎ。。。

こんなことって、「10年に1度」とか「20年に1度」遭遇するかどうか
という頻度のもので大変慌てました。

私の初期対応も悪く、どうすれば良かったのか
詳細をまとめています。





目次


1.お湯が出ない!(私のおっちょこちょいな対応)

2.大阪ガスのHPより

3.お客様センターへ連絡

4.結果

5.長男の混乱

6.長男に対して取り組むべきだったこと

7.参考になりそうな書籍



1.お湯が出ない!(私のおっちょこちょいな対応)




突然、本当に突然、お湯が出てこなくなりました。
夕食後のお皿洗い時にはお湯が出ていて、次にお風呂へ入ろうとしたら、
もう水しか出てきませんでした。

お風呂場から大声を出して家族に、メーターボックス内をチェックしてもらいました。
でも、異常は見つからず、その日の入浴は諦めるしかないかと
仕方なく出ることにしました。



22年前の阪神淡路大震災のときに一度、ガスが停止したことがあり
そのときのうろ覚えの記憶で対策をこうじてみることにしました。

メーターにはリセット方法が記載された紙が付属していて
その通りにすれば、問題なく復旧するはず・・・



だったのですが、赤いランプが点滅していません。
異常があれば、これが点滅するはずなのに、消灯のまま。

でも、ガスが出ていないことは確かなので、
この赤いランプが切れていてると仮定して復旧作業を遂行しました。

すると、何事もなかったかのように復旧してお湯が出だしました。
やれやれ、これで解決と思いきや、大阪ガスのHPを見て、対応のまずさを後日痛感したのです。



2.大阪ガスのHPより


異常が発生したときの手順を見て反省。
まず、本来の手順を記載しておきます。

①すべてのガス器具を止めて、ガス臭くないかチェック

②ガス臭くない場合はメーターの赤いランプの点滅を確認
点滅がなく、ガスが使えない場合は大阪ガスお客様センターへ連絡

③すべてのガス器具や元栓が閉まっているかをチェック
ただし、メーターBOX内のメーターガス栓は閉めない。

④復帰ボタンのキャップを外す

⑤ボタンをしっかり押し込み、赤いランプの点灯を確認したら手をはなす
点灯後、また点滅が始まる

⑥3分待つ 点滅が消えるとガスが使える
私は①②をノーチェックでいきなり復帰作業にかかりました(汗)



3.お客様センターへ連絡


遅まきながら、後日HPを見て連絡することにしました。
『メーターの赤いランプが点滅していないが、復帰ボタンでガスが出るようになった』
ことを伝えたところ・・・

その時の、本来すべきだったチェック項目として
A.故障のチェック(給湯器、リモコン、メーター)
B.エラーメッセージのチェック(リモコン)
上記の項目のチェックをすることで状況がほぼ把握できたようです。
参考までに各機器のチェック方法を記載しておきます。

A-1 給湯器
ガスコンロが使えれば、給湯器の故障

A-2 リモコン
種火のON/OFFを繰り返し、復帰するか試す

A-3 メーター
給湯器、ガスコンロが使えず、赤いランプが点灯してない場合はメーターの故障



4.結果


結果的には、現象が発生してから大阪ガスお客様センターへの連絡が遅かったので
しっかりとした原因究明はできませんでした。

入居22年のマンションなので、給湯器やリモコン、メーターのどれが故障しててもおかしくなく、
現時点で問題なく使うことができているのであれば、様子を見ながらの使用をおすすめしますとの回答をいただきました。



5.長男の混乱


運悪く、長男とお風呂に入ろうとしたタイミングだったので
以下の理由により混乱したと思われます。

・いつまでたってもお湯がでない
・理由がよく分からないまま外へ出なければならない
・いつも入っている大好きなお風呂に入れない

こういった不測の事態、しかも20年に1度程度の発生頻度のトラブルで
経験値を本人が積むことも難しく、状況を伝えることも難しいことがらを
どのように伝えるのか、伝える努力をすればよいのか迷いました。

今にして思うことは・・・

文字の読める子なら、書いて説明することができたのでしょう。
文字が読めない、言葉の理解のないわが子に伝えるには『絵を描く』しかなかったのかな。



6.長男に対して取り組むべきだったこと


給湯器の故障に意識を奪われ、完全に長男への支援をおざなりにしてしまいました(反省)
混乱して愚図愚図になってしまい・・・申し訳ない気持ちでいっぱいに。。。
反省の意味をこめて、どのように対応したら良かったかをまとめておきます。


『タイムタイマー』で待つ時間を見て分かるもので提示


やはり、まずはこれだったでしょう。
お風呂に入れるのか、入れないのか、その判断を下すまでの時間を待ってもらう。
その見通しを持ってもらうためには、やっぱりタイムタイマー。


◆当ブログで書いているタイムタイマーの記事
タイムタイマーに似たキッチンタイマー


『お風呂に入れなくなった』というスケジュールの変更を伝えること


予定の変更は自閉君には大変苦手なことですが、
常日頃から、しっかり伝えることをやっていると、基本的には受け入れようとしてくれると思います。
毎回、かならず受け入れることができるわけではないですけどね。


『いつお風呂に入れるようになるか』というカレンダーの提示


入れないことだけでなく、『じゃぁいつになれば入れるのか』を提示しないことには
この話は完結しませんよね。
今回の場合、いつ治るのかがすぐに分かるものではなかったので対応は難しいですが
伝える努力は必要だっただろうと思います。
この対応も常日頃のカレンダーとスケジュールの連携を経験していないと伝えることができないことで
普段から意図的な機会を作って狙いを持って支援していくkとの大切さを痛感しました。


『お風呂に入りたい!』と表現させてあげる


壊れたから仕方ない 入れないよ 明日ね
と一方的に伝えがちですが、『お風呂に入りたい~!!!』と表現したかっただろうと思います。
入れないと分かっていても、不満を伝えるという意味合いもあるこの表現ができていてば、
たとえ結果がおふろには入れなかいというものでも、「自分の気持ちを親には伝えた」という
一定の満足感はあったのでは・・・とも思っています。
これはPECSですね。



7.参考になりそうな書籍


表出コミュニケーション





理解コミュニケーション






双方向コミュニケーション





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